石鎚神社

石鎚神社 神社

石鎚神社は、愛媛県西条市の神社で、御祭神は石鎚毘古命です。奈良時代の『日本霊異記』にも名がみえる古社で、修験道の祖・役小角の開山と伝えられています。石鎚山麓にある口之宮本社のほか、山頂に奥宮頂上社、中腹に中宮成就社があり、山岳信仰の拠点としての雰囲気を今に伝えています。

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旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 石鎚毘古命
所在地 愛媛県西条市西田甲797(本社)
交通 JR予讃線「石鎚山駅」から徒歩約20分
松山自動車道「いよ西条IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 神社境内に300台分程度の舗装された無料駐車場あり
【社務所脇に身障者用区画あり】
URL
連絡先 石鎚神社(本社) 0897-55-4044

歴史・由来

石鎚神社は、愛媛県西条市に鎮座する旧県社で、石鎚山を神体山とし、御祭神は石鎚毘古命です。修験道の祖・役小角が石鎚山での修行中に感得した蔵王権現を祀る小祠を建てたのがそのはじまりと伝えられています。

奈良時代の僧・景戒が著した『日本霊異記』には、「菩薩」とも称された寂仙という僧が石鎚山頂に止住して修行をしていたとあり、弘法大師空海の『聾瞽指帰』にも、「或跨石峯而〔伊志都知能太気いしづちのたけ〕絶粮輱軻」として、若き日に石鎚山で修行をした折に空腹に苦しんだことを記しています。

このように山岳修行の場として早くから注目された石鎚山は、中世には神仏習合して別当寺である前神寺とともに栄え、近世にも西条藩主・松平頼純が社領を寄進するなど、時の領主から篤く崇敬されました。

明治時代に入ると、神仏分離により従来は前神寺のあった場所が独立した神社(口之宮)となり、戦後は宗教法人として石鎚本教が創設され現在に至ります。

石鎚山麓の口之宮本社とは別に、石鎚山頂には奥宮頂上社、中腹に中宮成就社がそれぞれ鎮座しており、山岳信仰の拠点としての雰囲気を今に伝えています。

車椅子で旅行するポイント

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【1】国道から500メートルほど坂道を登ると石鎚神社第一駐車場。奥に身障者用トイレもある。ただし、神門から続く歩行者用の参道には石段があり車椅子での移動は困難。

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【2】第一駐車場には入らず、自動車でさらに坂道を登って本殿を目指す。

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【3】コンクリート舗装された坂道は急勾配かつ曲折しているので運転注意。

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【4】坂道を登り切ると本殿が建つ区画に出る。境内には砕石が敷かれ、参道部分のみ石畳となっている。本殿正面には石段がある。

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【5】本殿脇には石畳で舗装された車寄せがあり、ここからスロープを通って石段を迂回して本殿内に移動することができる。



石鎚神社境内図

境内配置図 [凡例]
本殿 授与所 参拝者休憩所 祖霊殿 綜合摂社 天皇宮 禊場 厳島社 方違社 三倍神社 大石社 神苑 第一駐車場 第二駐車場 社務所 石鎚神社会館 神門 国道11号

移動のしやすさ ★★★★★
バリアフリーの状況 石鎚神社は傾斜地にあるので通常の表参道を通るルートでは車椅子の移動ができない。しかし、社務所前の舗装された坂道から本殿まで自動車のまま登ることは可能であり、本殿脇には手すり付きのスロープが設置されている。境内には身障者用トイレも整備され、意外と設備は充実している。

周辺の名所・観光スポット

伊豫豆比古命神社

伊豫豆比古命神社は、愛媛県松山市にある式内社で、「椿神社」とも呼ばれます。孝霊天皇の御代に鎮座したと伝えられ、愛媛県の語源となった愛比売命も祀られています。旧暦正月に夜通し行われる「椿まつり」は、伊予路に春を告げる祭として知られ、全国各地から参拝客が訪れます。
【身障者用トイレ・スロープあり】

■参考リンク:伊豫豆比古命神社