府八幡宮

府八幡宮 神社
神社
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府八幡宮は、静岡県磐田市にある神社です。天平年間に遠江国司の桜井王が国府に八幡神を祀ったのがはじまりと伝えられます。江戸時代の寛永12年(1635)に建立された楼門は、静岡県の有形文化財に指定されています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 誉田別命、足仲彦命、気長足姫命
所在地 静岡県磐田市中泉112-1
交通 JR東海道本線「磐田駅」から遠鉄バス(30ららぽーと磐田行きほか)で約3分、「南高校」停留所下車、徒歩約2分
東名高速道路「磐田IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装された無料駐車場あり
URL
連絡先 府八幡宮 0538-32-4762

歴史・由来

府八幡宮は、静岡県磐田市にある神社です。天平年間に遠江国司の桜井王が国府に八幡神を祀ったのがはじまりと伝えられ、奈良時代の瑞花鳳鸞八稜鏡などの社宝が残ります。

中世には武家の崇敬を受け、足利氏や今川氏から社領の寄進を受けており、慶長8年(1603)には徳川家康も250石を寄進しています。

江戸時代の寛永12年(1635)に建立された入母屋造りの楼門は、静岡県の有形文化財に指定されています。

この神社には特殊神事として「命魚(めのうお)奉献の儀」があり、例大祭2日目の神輿巡行に先立ち、「命の魚」と呼ばれる鯉を池に放す放生行事が行われます。

車椅子で旅行するポイント

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【1】県道から鳥居を潜って府八幡宮境内に自動車で進入可。

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【2】参道両脇は駐車場となっており、奥に楼門が見える。

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【3】楼門の先の中門に石段があるため車椅子での移動は困難。

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【4】鳥居入ってすぐの古神札納め所から遊歩道に入る。

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【5】遊歩道は部分的に傾斜もあるがコンクリート舗装されている。

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【6】遊歩道はみこし庫の角から拝殿方面に分岐する。

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【7】府八幡宮の拝殿前。みこし庫から続く遊歩道は正面の参道と合流する。

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【8】社務所の先にトイレ棟。砕石敷きの通路の先の女子トイレは身障者用と共用の位置付け。



府八幡宮境内図

境内配置図 [凡例]
本殿 幣殿 拝殿 授与所 旧社務所 伊雑宮 東照宮 中門 末社 みこし庫 楼門 社務所 土蔵 土塀 古神札納め所 手水舎 鳥居 県道56号線 磐田税務署 南高校バス停

移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 府八幡宮は境内に駐車場があり、正面の参道は中門に石段があるため移動不可となっているものの、古神札納め所からコンクリート舗装の遊歩道に迂回すれば、拝殿前まで至ることができる。境内の女子トイレは共用のつくりだが一応は身障者用トイレと位置づけられている。

周辺の名所・観光スポット

遠江国分寺跡

遠江国分寺跡は、天平年間に聖武天皇の詔により鎮護国家を祈念して全国に建立された国分寺の一つ、遠江国分寺があった跡で、国の特別史跡に指定されている。現在の磐田市役所の裏手に当たり、建物は既にないが、発掘調査により金堂・講堂・回廊・塔などの位置が明らかとなった。
史跡整備後は身障者用トイレ・スロープ設置予定】

■参考リンク:磐田市>遠江国分寺跡