本能寺

本能寺 寺院
寺院
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本能寺は、京都府京都市にある法華宗本門流の大本山です。織田信長が明智光秀の謀反に斃れた「本能寺の変」の舞台として知られますが、当時の本能寺は現在地よりも南西にありました。境内には信長公廟があるほか、毎年6月に「信長まつり」が行われています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊 本門八品上行所伝の南無妙法蓮華経
所在地 京都府京都市中京区寺町通御池通下ル下本能寺前町522
交通 JR・近鉄・京都市営地下鉄「京都駅」から京都市バスで約15分、「京都市役所前」停留所下車、徒歩約1分
京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車、徒歩すぐ
名神高速道路「京都南IC」から車で約15分
拝観料 境内無料
本人200円、介助者1名200円※障害者手帳の提示が必要
「大寶殿宝物館」は一般500円、中・高校生300円、小学生250円、修学旅行生200円【障害者は手帳提示で本人・介助者1名まで200円に減免】
駐車場 境内に有料の「本能寺パーキング」(30分200円)あり
URL
連絡先 本能寺 075-231-5335

歴史・由来

本能寺は、京都府京都市にある法華宗本門流の大本山です。

室町時代の応永22年(1415)、日隆によって創建された「本応寺」がその起源で、永享5年(1433)に如意王丸という人物から六角大宮に広大な土地の寄進を受けて寺院を再建し、寺号を「本能寺」と改めました。

天正10年(1582)6月2日には、織田信長逗留中に明智光秀の軍勢に包囲されて炎上する「本能寺の変」が起きますが、当時の本能寺は現在地よりも南西の四条堀川にあり、すでに宅地化されて石碑があるだけとなっています。

天正19年(1591)には豊臣秀吉の命によって寺町御池に移転し、その後幾度かの火災を経て、現在の本堂は昭和3年(1928)に再建されたものです。

本能寺の境内には「信長公廟」として信長の三男・織田信孝が建立した信長公墓が残るほか、「本能寺の変」があった6月初旬には「信長まつり」が行われています。また、「大宝殿宝物館」には織田信長ゆかりの茶道具や書状などが展示されています。

車椅子で旅行するポイント

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【1】本能寺の山門から境内に入ると、左手に有料立体駐車場、右手に宝物館があり、宝物館にはスロープ・身障者トイレ・エレベーターが設置されている。

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【2】本能寺の本堂階段脇には長大なスロープが設置されている。周囲も石畳や玉砂利で平坦になっている。

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【3】境内裏手には塔頭や信長公廟などがあり、参道はそのまま河原町門に続いている。



本能寺境内図

境内配置図 [凡例]
山門 本能寺パーキング 御池門 大寶殿宝物館 トイレ 寺務所 本能寺文化会館 ホテル本能寺 本堂 塔頭(恵昇院・蓮承院・定性院・高俊院・本行院・源妙院・龍雲院) 墓地 浦上玉堂・春琴墓 日承王墓 歴代聖人御廟 信長公廟 火伏せのイチョウ 河原町門 寺町通り 京都府道37号二条停車場東山三条線(御池通り) 京都府道32号下鴨京都停車場線(河原町通り) 河原町御池交差点 姉小路通り 京都市役所 京都市役所前駅 京都市役所前バス停 河原町三条バス停

移動のしやすさ ★★★★★
バリアフリーの状況 本能寺境内は平坦な地形で車も乗り入れでき、大宝殿宝物館にはスロープと身障者トイレ、エレベーターが設置されている。本堂前は階段だが脇に木製の長いスロープが設置されている。参道には石畳が敷かれ、それ以外の部分は玉砂利となっている。

周辺の名所・観光スポット

京都御苑

京都御苑(きょうとぎょえん)は、京都府京都市にある国民公園で、かつての公家町にあたり、その中心には京都御所が建っています。公園部分は65クタール、御所などをあわせると92ヘクタールという広大な面積です。京都御所の建物は江戸末期の再建ですが、古くからの内裏の形態を残す由緒あるものです。
【身障者用トイレ、身障者用駐車場、車椅子対応苑路の設定あり】

■参考リンク:環境省>京都御苑