月夜見宮

神社

月夜見宮は、三重県にある伊勢神宮外宮の別宮で、月夜見尊を祀ります。市街地にありますが杜に囲まれひっそりとした雰囲気です。外宮とは「神路通り」とよばれる一本道で結ばれており、神が通う道であるとされています。

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旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 月夜見尊、月夜見尊荒御魂
所在地 三重県伊勢市宮後1丁目3−19
交通 JR参宮線・近鉄山田線「伊勢市駅」から徒歩約10分、又は伊勢市コミュニティバス「おかげバス」(辻久留・藤里ルートB回り)経由で約2分、「月夜見宮前」停留所下車
伊勢自動車道「伊勢西IC」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 神社入口の公道にパーキングメーター、境内に若干の駐車可能なスペースあり
URL
連絡先 神宮司庁 0596-24-1111

歴史・由来

月夜見宮は、三重県伊勢市にある伊勢神宮外宮の別宮で、月を神格化したとされる月夜見尊とその荒御魂を殿舎を分けずに一宮で祀っています。

鎮座地は伊勢市の繁華街に当たりますが、周囲を森と水堀に囲まれているためひっそりとした佇まいです。この水堀は元の宮川の名残りといわれており、一帯は古く高河原と呼ばれた場所で、同じ境内には外宮摂社の「高河原神社」も鎮座しています。

平安時代の『延喜式』神名帳には「月夜見神社」とあり、もとは外宮の摂社でしたが、鎌倉時代の承元4年(1210)に宮号宣下を受けて「別宮」に昇格し、現在に至っています。

月夜見宮から外宮の北御門に至る一本道は「神路通り」とよばれ、かつては並木があり、神が通う道とされていたということです。

なお、内宮にも同じ神を祀る「月読宮」がありますが、こちらは「月夜見宮」と表記して区別しています。

車椅子で旅行するポイント

月夜見宮

【1】月夜見宮前の公道にパーキングメーターの駐車帯あり。

月夜見宮

【2】「月夜見宮」の標柱周辺にも玉砂利敷で数台停車可能なスペースあり。

月夜見宮

【3】鳥居を越えて境内へ。参道は玉砂利敷となっている。

月夜見宮

【4】月夜見宮。建物は1段高く大粒の白い河原石が敷かれた位置にある。右奥は高河原神社。



月夜見宮境内図

周辺の名所・観光スポット

せんぐう館

第62回神宮式年遷宮を期して社殿造営・御装束神宝奉製の技術などを広く紹介する施設。檜材でつくられた外宮正殿を原寸大で再現した側面再現模型、遷宮の際に用いられる御装束・神宝などの調製工程の再現見本などが展示されている。
【身障者用トイレ・スロープあり】

■参考リンク:せんぐう館