天岩戸神社は、『日本書紀』にある天照大御神の天岩戸伝説を伝える神社です。東本宮と西本宮があり、天岩戸(洞窟)を御神体として祀っています。近くには天照大御神の岩戸隠れの際に神々が相談した場所とされる天の安河原があります。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 天照大御神 |
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所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸(西本宮東側) |
交通 | 九州自動車道「益城熊本IC」から車で約3時間。 高千穂バスセンターから宮崎交通バス経由で約15分、「天岩戸神社前」下車、徒歩3分。又は高千穂町ふれあいバス(日出線)経由で約20分、「神社下」下車。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社入口に舗装された駐車場あり(無料)。 |
URL | 天岩戸神社 |
連絡先 | 天岩戸神社 0982-74-8239 |
歴史・由来
宮崎県高千穂町に鎮座。岩戸川を挟んで東本宮、西本宮があり、もとは別の神社ですが戦後に合併しています。東本宮の御祭神は天照皇大神です。なお、東本宮の社務所は無住で、御朱印や授与品の頒布などは西本宮で行っています。
縁結び・安産・商売繁盛をつかさどる神として信仰を集めてあり、9月22~23日には秋季大祭「東本宮祭」が開催され、式典が東本宮で、天岩戸神楽奉納が西本宮で行われます。
東本宮の社殿右手裏には、枯渇することがないといわれる御神水が湧きだしており、その奥には御神木の七本杉がありますが、立入禁止となっています。鎮座地の崖下には「岩戸隠れ」のときに天照皇大神がこもった所と伝えられる岩屋があり、御神体となっています。
また、崖下にある岩戸川を500メートルほど遡ると「天の安河原」があります。岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって相談した場所と伝えられ、近年はパワースポットとして知られています。その奥の「仰慕窟」(ぎょうぼがいわや)には衆議をまとめた思兼神が祀られ、周囲には観光客などが願掛けのために河原石を積んだものが無数に残されています。
車椅子で旅行するポイント
東本宮
周辺の名所・観光スポット
高千穂峡
阿蘇山の火山活動によってできたとされる柱状の懸崖が見事な渓谷。国の名勝・天然記念物。日本の滝100選に選ばれた真名井の滝もある。【身障者トイレあり。遊歩道の一部は舗装済で車椅子可だが坂道注意。】
■参考リンク:高千穂町観光協会